その腹痛、「胃腸炎でよさそう」で終わらせていませんか小児の腹痛・嘔吐・下痢は、外来・救急・当直でよく出会う主訴です。多くは胃腸炎や便秘として対応できますが、「胃腸炎でよさそう」で止まると、その先の診断へ進む手がかりを見落とすことがあります。虫垂炎、腸重積、IgA血管炎、膵炎、薬剤性の症状——見え方は胃腸炎に似ていても、病歴・経過・身体所見のどこかに、鑑別を広げるきっかけが隠れています。一方で、検査で明らかな異常が見えにくい機能性腹痛・機能性嘔吐では、どこまで器質的疾患を確認し、どの段階で機能性として考えるのかに迷う場面もあります。本配信では、『こどものおなかの診かた考えかた』の著者であり、小児消化器・肝臓領域を専門とする吉年俊文先生を講師に迎え、症例を通じて、「胃腸炎でよさそう」に見える小児腹部症状を、どこから鑑別を広げていくのかを考えます。各症例では「まず何を疑うか」「追加で何を確認するか」「どこで次の診断に進むか」を投票形式で考えたうえで、吉年先生が病歴・経過・身体所見からどのように判断を組み立てるのかを確認します。自分の判断と専門医の判断プロセスとの差分を、その場で見つけられる1時間です。よくある症状の中で立ち止まるべき情報を拾い、次の一手につなげる。専門医の判断プロセスを追体験する機会として、ぜひご参加ください。【この配信で学べる事】胃腸炎に見える小児腹部症状で、どの情報をきっかけに鑑別を広げるかを、症例から確認できる病歴・症状経過・身体所見のどこを拾えば、別の診断への手がかりに気づけるかが分かる機能性腹痛・機能性嘔吐を考える前に、何を除外し、どのように保護者への説明につなげるかを整理できる【こんな方にオススメ】外来・救急・当直で、小児の腹痛・嘔吐・下痢を診る機会がある先生よくある腹部症状で、どこまで鑑別を広げるべきか一度整理したい先生専門医の判断プロセスと自分の判断の差分を、症例クイズで確認したい研修医・若手医師◎登壇者プロフィール吉年 俊文 先生シンシナティ小児病院 消化器肝臓栄養部門