日常診療で感じる「人を動かす難しさ」を解決するヒント臨床では、こんな場面に心当たりはないでしょうか。「薬は飲みます」と言った患者が、次の外来では飲んでいない。「検査はまた今度」と言われ、そのまま受診が途切れてしまう。禁煙や生活習慣改善の必要性を説明しても、なかなか行動が変わらない。医師としてエビデンスに基づいて説明し、リスクも丁寧に伝えている。それでも患者の行動が変わらない――そんな経験を多くの先生がされていると思います。しかしそれは、患者の理解不足や意志の弱さだけが理由ではありません。人間の意思決定は、合理的な説明だけでは動かない「構造」を持っています。本ウェビナーでは、・退院後の生活管理が求められる心不全患者・禁煙に踏み切れない若年患者・勉強を先延ばししてしまう専攻医といったケースを通して、行動経済学の視点から「人が動かない理由」を読み解きます。説明の内容を変えるのではなく、意思決定の環境を少し変えるだけで患者の行動が変わることがあります。日常診療の中で実践できるコミュニケーションの工夫や提示方法を通じて、「説明したのに動かない」という臨床の課題を新しい視点で捉え直します。また、これらの考え方は患者対応だけでなく、研修医指導やチーム医療など、人を動かす場面にも応用可能です。行動経済学を臨床の現場でどう活かすのか。患者の行動がなかなか変わらず悩んでいる方や、後輩指導など人を動かす難しさに直面している先生方にぜひご視聴いただきたい内容です。その実践的なヒントを、ぜひ本ウェビナーでお持ち帰りください。【このウェビナーで学べること】・「説明したのに患者が動かない」背景にある意思決定の仕組み・服薬管理や検査受診など患者行動が変わらない理由・行動経済学を活かした行動変容の仕掛けの考え方・日常診療で使えるコミュニケーションや提示方法の工夫・患者対応や研修医指導など人を動かす場面への応用方法【こんな方にオススメ】患者の行動変容に苦戦する場面が多い医師服薬管理や検査受診の促し方に悩んでいる医師禁煙など生活習慣改善の支援に関心がある医師研修医指導やチームマネジメントに関心がある医師行動経済学を診療や教育の現場で活かしたい医師◎登壇者プロフィール水野 篤先生 (聖路加国際病院)2005年京都大学医学部卒業、2007年より聖路加国際病院。2017年よりQIセンター副センター長。2020年ペンシルバニア大学内科学講座客員准教授。2022年より聖路加国際病院医療の質管理室室長。専門は循環器、研究手法、医学教育、行動経済学。