配信は終了しました。クリックいただくとAntaa Slideで配信時のレクチャースライドが見れます。EGFR遺伝子変異陽性肺癌の初回治療は長らくオシメルチニブ単独療法が第一選択でしたが、FLAURA2試験やMARIPOSA試験の結果を受け、治療戦略が今後大きく複雑化していくことが予想され、特定の一つの因子のみで治療選択が決まることは少なくなります。ここでは①腫瘍の広がり(マクロの視点)、②腫瘍の変異や微小環境(ミクロの視点)、③患者さんの背景の3要素からなるトライアングルモデルをもとに、特にEGFR遺伝子変異陽性肺癌の初回治療を整理し深掘りします。【3要素でフォーカス予定の内容】①脳転移などの転移部位や転移個数を踏まえた治療選択②EGFR変異サブタイプや共変異、腫瘍免疫微小環境を踏まえた治療選択③年齢や社会背景を踏まえた治療選択これらに関連する最近の研究や学会発表を解説しつつ、具体的な症例を出します。【この配信で学べること】・EGFR遺伝子変異陽性肺癌の治療 国際学会を含めたアップデート・複雑化するEGFR遺伝子変異陽性肺癌の初回治療の考え方・今夏に新規承認されたレジメンの最新臨床試験結果・実際のレジメン使用経験に基づく有害事象管理のポイント【登壇者からのメッセージ】レギュレーションに縛られないニュートラルな視点で、EGFR遺伝子変異陽性肺癌の初回治療を深掘りします。アンケートなども活用しながら双方向型の配信にもできればと思います。ESMOやWCLCの最新の内容も学べるようにする予定です。【登壇者プロフィール】虎澤 匡洋 先生(順天堂大学医学部附属順天堂医院 呼吸器内科)がん薬物療法専門医。2015年順天堂大学医学部卒。同年より聖路加国際病院で3年間初期研修、後期研修を行ったのち、2018年より順天堂大学呼吸器内科に入局、附属病院での勤務を経て、2021年に順天堂大学大学院に入学するとともに、国立がん研究センター中央病院、研究所で肺がん診療・研究に従事し、2024年7月より現職。次富 亮輔 先生(がん研究会有明病院 副医長)2011年鹿児島大学医学部卒。今村総合病院での初期研修、聖路加国際病院での内科専門研修、同呼吸器内科での専門研修を経て2020年4月よりがん研究会有明病院呼吸器内科医員、2023年4月より現職。