配信は終了しました。クリックいただくとAntaa Slideで配信時のレクチャースライドの一部が見れます。一般的な救急外来では中毒の症例数は多くないので中毒診療に習熟する機会が少ない中、真面目で熱心な方ほど教科書や書籍を頼りに奮闘していることと思います。しかし、「何かしっくりこない…」とモヤモヤを感じながら診療している先生方が多いのではないでしょうか。今回は薬物の過量摂取にフォーカスして現場でハマりやすい3つのワナを通してそのモヤモヤに切り込んでいきたいと思います。【トークテーマ 〜薬物中毒診療の3つのワナ〜】①病歴のワナ本人や家族の「コレを飲みました!」にダマされたことはありませんか?②トキシドロームのワナ中毒の書籍には必ず書いてあるトキシドロームの表だけど、どうもうまく臨床で使えない…③精神面への対応のワナ精神科医がいない!入院してもすぐに帰りたがる!こんなとき、どう対応するのが良いのだろう?【この配信で学べること】①病歴の取り方とそれを使いこなす方法②トキシドロームに関する固定観念の払拭③再企図防止についての考え方の基本【プロフィール】1989年2月20日生まれ。2014年に長崎大学を卒業し、故郷にある飯塚病院に研修医として就職。2年間の初期研修を経て、2016年より同院救急科の後期研修医として所属。2021年に救急科専門医を取得。以後も同院救急科で勤務しているが、2023年度より埼玉医科大学大学院臨床中毒学講座に社会人大学院生として入学。【先生より視聴者の先生方へのメッセージ】この配信を通して、もっと中毒をみてみたいという気持ちになっていただけたら幸いです。